午後の黄昏

時間がある日に思ったことを書いています。

女は女友達がいてこそ女なのだ

Mr.&Mrs.Smithを観た


そう今更。


別にいつ観たっていいじゃないか。

ずっと気になってたのでやっと観れた感じだ。


映画で共演して実際に結婚しちゃうっていうがまたすごい。

それもthe白人同士のカップルなのがわかりやすくて且つ素晴らしい。

そして美しい。


今回お正月休みを謳歌するために何枚か借りたDVDの中のひとつにこれを選んだのは"美しいものが見たかったから"だ。


若かれしアンジーとブラピはさぞ美しいだろう。そしてそのまま実際に結婚するっていうのが観ていて心地良いと思ったのだ。(二回目)

事後情報ありで観るのもまた乙なものだ。


そういう思いで観た感想としては、『まぁまぁ』といった所だ。


ちょっと想像してた内容と違った。



もっとスパイっぽいものを想像していた。けど殺し屋だったのちょっと違った感じだ。

そしてめちゃめちゃ結婚生活、夫婦関係に焦点を当ててる感じだ。


同性婚とか不倫とかおっさんずラブとかが話題の昨今、この作品を観ると"男女カップルかぁ〜"と物珍しいものを見るような古いものを見るようなちょっと微妙に違和感を感じてしまう。


男女カップルで、かつ熱愛結婚した上でこんなに熱烈に愛し合えるのか?と。

求めかえるのか?と。


で、ぼんやり考えているうちに気づいた。

アンジー(ジェーン)って女友達いなくない?

ま、男友達もいないけど。


アンジー(ジェーン)のまわりの親しい女って従順な部下たちしかいない。


だからアンジー(ジェーン)は作中に結婚生活の愚痴や夫の悪口を誰にも話さしてない。…たぶん。


これが女友達がいるとSATCになってしまうのではないか。

もはや結婚もしていない。


女友達がいなくて(愚痴を言わない)、多くの部下を束ね、料理もしない、凄腕No.1の殺し屋ってもはや男なのでは?


見た目はセクシーで知的な女だけど内面はだいぶ男なのでは?


車の運転も得意だったし。


ブラピ(ジョン)が体1つで乗り込む直感派なのに対してコンピューターも駆使する計算派だったり。


もうだいぶ男だ。


てことは、ジェーンとジョンの関係はブロマンスに近いのではないか。

だから、殴り合いのケンカをして真実を伝えあって同じ敵と闘い絆を深め、また愛し合うことができた。


これ男同士の話なんじゃん?


ジェーンに実質の女みがないからこちら(アラサー独女)としても特に文句なく2人を見続けられたのではないか。


まぁ全米トップ男女っていう素晴らしさもあるけど。


もしジェーンに女友達がいたら…



殺し屋になれないかもしれない…。


殺し屋だったとして、任務が終わった後、女友達と2人でご飯とか食べてたらジョンとは発展しないのだ。


そう、女同士でつるむとSATCになってしまうのだ。


男と燃える関係を築くには女友達はほどほどにってか要らないくらいでないとダメなのか…





という結論に至りつつある作品であった…。



私はといえば、圧倒的に女系家族な上に友達といえば女、女の多い職場、運転苦手だしNOスポーツときている。そりゃ男との絆は深められないわな。とほほである。