午後の黄昏

時間がある日に思ったことを書いています。

そういえば、団地に住んでたことあったな…

ひとりごとなんですけどね。

 

よく夢で行く場所ってありますよね。

その中のひとつが小学校に上がるまで、3歳〜6歳?くらいまで住んでいた団地の部屋だったことに今朝ふと気が付いたんです。

 

幼少期にたった3年間くらい住んでた部屋の記憶が夢に出てくるってなんかすごいな。

しかも、今朝気がついただけでけっこうよくて出来てたんですよね。

 

今思うとあの部屋と部屋がくっついた間取りって好きだなぁなんて思ってたりして。

 

小学校入学と同時に母方の親戚の住んでいる県内の別の市に引っ越したんですけど

あのまま団地にずっと住んでたら人生全然ちがったんじゃないかなと思いました。

 

きっと今みたいな放浪人生じゃなくてもっと堅実に結婚もしてたんじゃないかな。

 

これは個人的なイメージですけど団地に住み続けるってコスパはとてもいいと思うんですよね。堅実で賢い、貯金とかちゃんとできてて子供の進学とかもちゃんと考えてるお母さんなんじゃないかなと。ただ、同時に一人親のイメージも強いです。

お父さんの存在が弱い。

 

もし、お父さんがちゃんと稼いできていれば、いずれで団地から引っ越す思うんですね。それでもローンで家を建てるよりは住み続ける方がコスパがいいかもしれません。

 

ちなみにうちの両親はお金の管理が上手ではありません。

 

団地の前は父の実家に同居していました。

母曰く社会から遮断された修行のような3年間だったそうです。

なのでそのときの流行とか全然しらないそうです。

妹が生まれたきっかけで同市の団地に移り住むことになったんですかね。

小学校入学をきっかけに父方の親戚の地域(A市)から母方の親戚の地域(B市)に引っ越したわけです。お母さんとしてもおばあちゃんや親戚の多くいる地域の方がよかったでしょうね。

実際、B市に住んでみて親戚にはとってもお世話になったし季節ごとのイベントや祭りもたのしかった!おかげで情緒豊かな子にはなったなと思う。友達もできたし。

でもアホアホの腑抜け放浪人生なんだよなぁ。明るいっちゃ明るいんだけどね。

 

お父さんはあまり住居とかに関心がないから、もし仮に団地に住み続けることができるおかあさんだったら親戚づきあいのあまりないA市で現実的で真面目な子に育ったんじゃないかなと思う。なぜかというとA市の方が高校が多いから。私は勉強はすきなほうだったから、進学先をけっこうちゃんと選べたんじゃないかと思う。そして団地系お母さんは経済面の管理ができるからちゃんと希望する学校に行かせてもらえたんじゃないかなと思ったりする。賢い友達もできたかも。そしてちゃんと会社に勤めれる人間になっただろうな。

 

ただひとつ、団地に住みつづけた場合の懸念として夕方以降がちょっと怖かったということ。団地内の公園とか通路とかっておばけとかでそうだなって幼心にどきどきしてた。小さい頃はとくに怖がりだったし。

おばけも出そうってことは変質者も出そうってこと。あんまり明るいイメージのない環境だった。部屋はたしか4階で、間取りはすきだったけど。近くに草むらの近道があったりしたな。たしか近所に男の子も住んでたし、性の目覚めと成熟は早そうだな。

だから余計、変質者とか怖いよね。

そんな感じで、こっちの人生のイメージは全体的にグレー色です。

粘土を粘土ナイフで長方形に切ってパンツについてるようなピンクのリボンを上の方にちょんとつけたイメージ。

 

小学校に上がる前、年長さんのときに二人目の妹が生まれたってのも引っ越した理由なんだろうな。あとお父さんの仕事ね。これはまじ。

だから全部の状況を踏まえて団地を引っ越すのは必然っちゃ必然っぽいんだけど、

でもわたしはあのまま団地に住み続ける方があってたきがするなあ。実家が団地でもいいなぁ。

 

お父さんの転職とお母さんの夢(よくある庭付きの一軒家とかピアノとか)に翻弄されてしまったな。

よくもわるくも子供は親の影響うけるからね。不用意な環境で子供産んじゃうと貧困の再生産まっしぐらだし一生低所得労働者だからかわいそうだよね。

まーそんな話はいいとして。

 

あのまま団地に住み続けていたら。

そういうパラレルワールドないかな。

なんて思った今朝でした。