午後の黄昏

時間がある日に思ったことを書いています。

アメリカドラマ『ENLIGHTENED』がやばい

ここ2か月ほど、アマゾンプライムビデオデビューしてからずーーーっとアメリカドラマをみています。

 

アメリカのドラマは日本のドラマと違って予算が桁違い

アメリカの俳優は演技力がすごい、日本人はほとんど大根役者

 

上記の理由によりアメリカドラマはおもしろいのである、という情報をもとに英語学習もかねてみていますが、ほんとにその通りだなと思います。

 

あと、もう一つ感じるのがターゲット層の年齢が高め。

そういうドラマをあえてみてるのかもしれませんが、日本のドラマに比べてそう感じます。

日本の恋愛ドラマってストーリーがTLですよね。

なのでストーリーに没頭できません。醒めちゃう。

 

あと、テンポが早くて感情の起伏の多くてハッピーとアンハッピーの落差もすごい。

見入っちゃいますね。

 

という感じで主にアメリカのラブコメをみているわけですが、アマゾンプライムにある中でパッケージにひかれて見始めた『ENLIGHTENED』っていうドラマがまぁやばいのです。

 

ネットで日本での評判を検索すると、『なにがおもしろいかわからない』『どこがコメディなのか』『主役にキャラにイライラする』『ある女性がどん底から立ち上がるドラマ』みたいな感想が多いのでなかなか伝わっていなんだんだなと思っています。

 

なぜコメディドラマ枠なのかというと全編に渡りブラックジョークと皮肉だからです。

どん底の女性が立ち上がるドラマ』であるならカテゴリーはヒューマンドラマになります。

 

 このドラマは、自己啓発を一通り通過して我に返って日常を生きている人にはわかると思います。あ、私ですね。

 

ENLIGHTENEDって啓発するとか開化するっていう意味らしいです。

 

このドラマは自己啓発あるあるのギャグなのです。

アメリカだから自己啓発の規模もデカい!すぐセラピー受けるし。

そしてギャグだけど誰もふざけていません。たまにいますよね真顔で冗談いったりふざけたりする人。あ、私か。いや、そんなはずは。。

 

そう、ブラックジョークが過ぎるのです。

 

 

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このドラマの主人公もそうかもしれないのです。

なのでハッピーエンドが当たり前だ、主人公は幸せになれるのだ、努力(一方的な)は報われるのだ、と信じている人には上記のような感想になってしまうと思います。

 

私の感想としては、『このドラマは狂っている』です。

アメリカのコメディドラマにありがちですけど、主人公に対するひどい仕打ちがひどすぎるのです。ひどさのディティールも冴えてます。製作者側も笑いは求めていません。

登場人物も全然ジョークを言いません。なぜなら存在、行動そのものが悪い冗談だからです。

 

OMG。。。。

 

キャラクターのプロファイリングも冴えてるので、こういう人いるよね、あちゃー、ところで自分はどのキャラ?ガクブル

っていう感じでみると面白と思います。別に笑いませんけど。

 

私は主人公の可哀そうな感じにじわじわきてしまい今のところS1-6話までみることができました。

今後主人公は自己中に気づくことができるのでしょうか。

このドラマの主人公は病気です。人間関係を構築することができません。

そしてもう40歳なのです。

もうなにもかもひどいです。

 

なのに毎回おだやかーに悟ったような語り口でエンディングを迎えます。

皮肉がひどすぎる、病んでる。

 

病んだドラマは作るほうも疲れるんですよね。

みる方も救いがないと疲れます。

なのでシーズン2で打ち切りになったのも仕方ないなと思います。

 

でも、おもしろいんですよ?

このドラマやばずぎる。

 

自己啓発を一通り試した人はぜひみてみてください(笑)

笑えないですよ(笑)

 

私は冗談を言うときは笑って言いますよー。(^-^)

 

 

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