リップクリームをやめてみよう
わたしはリップクリーム依存症です。
医師の診断の元言っているわけではないけど。
自宅用に1本、バックの化粧ポーチに1本必ず入れて持ち歩いてます。
このあいだバックを変えてたタイミングでリップクリームを1本紛失してしまい
急遽購入後別のバックの中から発見されたため現在は2本持ちです。
口紅やグロスを塗る時も必ずリップクリームを塗ってから塗ります。
食後、出勤前、寝る前は必ず塗る。飲んでる時なんかは超乾燥するから合間をみてはぬりぬり。
リップクリームがないのは死活問題なんだからこれは依存症の症状でしょ。
リップクリーム歴は。。。小学5年ころからかな。。。
約20年くらいリップクリーム依存症です。
そして唇のトラブルけっこう多いです。
近年はホルモンンバランスとかでしょっ中口唇炎になってます。
ヒリヒリや細かいブツブツが出てきたときは、数年前にたまらず皮膚科を受診してもらった塗り薬をたまにぬって凌いでいます。
皮膚科を受診する前は民間療法を調べてはちみつパックをしたり、紅茶の茶葉で唇をひたしてフェイスタオルをダメにしたりしてました。
民間療法って楽しいけど結果効果なくて病院行くよね。
はちみつ大根とか。あれネットでは絶賛してる声多いけど、浸透圧が面白いのとはちみつも大根もおいしいってだけで喉の痛み全然よくはならなかったですけどね。
まぁ、ネット知ったことだし実際の伝誦じゃないから眉唾なのかもね。
話が逸れましたが、この件からもわかる通り私は健康オタクですし、わりと自然派志向です。
なのでメントールのリッップクリームがよくないって話も20年前から知っていたのでリップクリーム選びはとても慎重でした。
ちなみに一番良かったのは『バーツビーズ』のスタンダードなリップクリームです。
限られた店舗でしか購入できないのが難点です。近所のドラックスストアに置いてくれればいいのに(泣)。
でももうリップクリームは使いません。私は気付いたのです。
きっかけは保湿クリーム断ちです。
この冬、お肌がカッサカサで、もううっすら粉を吹くくらい乾燥しておりまして、わたしは化粧水のあとに少量の保湿クリームをぬりぬりしていたのですが数時間すると乾燥してしまう。”化粧水で与えた水分にフタをして水分を閉じ込めて乾燥を防いでいる”んじゃなかったのか!?
こんな数ヶ月をすごしていて気がつきました。
保湿クリーム塗ってるから乾燥するんじゃね?って。
わたし、この冬、おでこの生え際からこみかみ、眉間まで乾燥するようになってしまったんですね。本来なら皮脂多めゾーンですよね?もうおかしいんですよ肌が。
現在、食事方法を変えて早寝早起きに加え睡眠の質向上も実践してるのでお肌もよくなるはずなんです。
なのに乾燥している。
これはすでに肌が自力で潤う力を失っているということ。
赤ちゃんんでもお肌がカサカサになっている子のいるわけですから大人の私はほんとに気をつけなければいけないのです。そして大人なので自分でコントロールすることができます。
そこで保湿クリーム断ちをはじめました。
化粧水はつけます。でも手のひらに5円玉ほどです。もともとこれくらいしかつけません。表面が潤えばいいのです。
よく浸透っていいますけど角質層の話ですし、角質層なんで半紙一枚分くらいって言われてますし。もちろんアルコールフリーです。化粧水にも保湿成分しっかり入ってますから。それくらいで十分です。
でもまだまだ乾燥するのでそういうときはもう一回つけます。
そしてたまーにローションパックもします。
でも保湿クリーム、乳液などはつかいません。
自力で潤える肌をつくるのです。
それなのにリップクリーム依存症の私は保湿クリーム断ちをしながらもリップはぬりぬりしていたわけです。気づいてましたよ、うっすら。でも無視してリップを塗り続けていました。で、また唇ヒリヒリ期がやってきてしまったのです。
古いお薬をぬり、リップクリームをぬり。。。。。
わたしは一生リップクリームを塗り続けるのかっ!!!
そんなわけないだろう!!いやだわ!!
そう思いもういっそリップクリームもやめよう。
だってぬっても乾燥するし。口唇炎なるし。
ということで、リップクリームやめます。
保湿クリームと同じ理論です。
お肌のターンオーバーは28日。唇はたしかもっと早い。
にしてもお肌も唇も今日明日でガラッとどーにかなるわけではないのでこれは忍耐です。
とりあえず、しばらくリッップクリームやめてみます。
夜に請求書を作成して死にたくなる
先日、人生初の請求書で報酬を申請するお仕事をいただきました。
長いフリーター生活のおかげで一応エクセル・ワードで簡単な書類や表くらいは作れます。
今回の会社さんも請求書に関しては
『パソコンで作るか、最っ悪100均の請求書をつかってもいい』と仰ってましたので、
ここはね、せっかく高校卒業してからわざわざ独学で勉強したんだから使いましょ、技能。だめだったら100均のでもいいんだから。
それに、自作の方がたかが100円されど100円だけど経済的じゃない?と思ったわけです。
という感じで請求書は自作しようとなったわけです。
作業に取り掛かったのは某月1日の21時過ぎ。軽い夕飯を終えて。
フォーマットがわかれば20分くらいでできるやろ。
ってことで、とりあえず請求書の無料テンプレを探すところから。
したらもう、いろんなパターンの請求書があるある。会計ソフト系のPRテンプレばっかりやん。ってなりながらもダウンロードはしない方向でなんなとか請求書のファーマットというか書式というか体裁のデータを収集。
そうするとご親切な人がいるもので『請求書の大事なポイント』とかを教えてくれる記事もたくさんあってやはり不備があると二度手間だし会社さんにも迷惑がかかるしと思っていくつか目を通しました。
こんな感じ画像を検索しつつ記事に目を通したりしていたらけっこう時間が経過してしまいました。”全然20分じゃないじゃんっ”って内心焦りがでてきました。
しかもワードで作るの?エクセルで作るの?てかMacなんですけど〜って頭の中が調べることだらけでぐるぐるモクモクになってくるんですね。
やっとGoogleのドキュメントで作ることになったときにはすでに2時間は経過していて”20分でちょちょっと作ろうと思ってたのに〜”って時間の読みの甘さと自分の知識の無さに落胆し、なんでクリエイターでもないのにMacにしてしまったんだろうという後悔が押し寄せてきました。
”でも作り始めたら20分くらいでできるでしょ?””かかっても今日中には終わるっしょ”と自分に言い聞かせて作業に入る。
でも実際に作ってみたら細いところが気になって、本当にこんなんでいいんだろうか?と参考画像と注意点の記事を行ったり来たり、ドキュメントも手探り使っているので余計に進行が遅い。
見栄を張ってワード形式で作るんじゃなかった。素直にエクセルで作ればよかったと思いスプレッドシートで作って見たり。でもやっぱワード形式の方がきれいにしあがるきがしたのでドキュメントでの作成を続けました。
気が付けが時計の針はとっくに12時をまわり、深夜に突入していまいた。
”20分でちょちょいとつくるんじゃなかったのか”と簡単なワードも使えない自分の無能さに嫌気がさし負の思考回路に始まってしまいました。
たかだか、簡単な請求書をつくるだけで作業は5時間強におよび最終的に自分の能力にや諸々の事象に嫌気がさし”もう死にたい”となってしまいました。
もうダメだと思ってこの日はもうこれで完成ってことにして寝ることにしました。
翌日、昼間に昨夜死にたくなった請求書を見直して、比較のために近所の100均と文具店に既製の請求書を見にいきました。
比較してみると既製のものは写しがないし不必要な欄があったり振込先を書く欄がなかったりして、自分で作ったやつの方が無駄なく要点が記入してあっていいんじゃない?と思いそもそもそんな堅い仕事じゃないし100均のでもいいくらいなんだからあれでよくない?となり昨夜5時間強かけて作成した簡単な請求書を採用することにしました。
この件でわかったことは、夜から作業を始めてはいけないということです。
やはり夜は考えがネガティブになりやすいし時間の経過も早いです。いや、作業が遅くなるのかもしません。
よく、『夜の考え事は妄想』とかいうじゃないですか。
なので夜に作業を始めるのはよろしくないなと改めて実感したわけです。
死にたくなっちゃいますからね、最終的に。ほんとバカみたいです。
なのでこのブログも昼間に書いています。
早寝早起き大事ですね。
なんでもちゃっちゃと昼間のうちに片付けるにかぎります。
ほんとに夜は死にたくなちゃう。
コナン待ちの人々
今日は午前中にちょっとした用事があった。
自然な体内時計で生活すると夜中の3時くらいに寝て昼の12時くらいに起きる人間なので午前中の用事はハードルが高い。
なんとか頑張って、予定より35分遅く起きるも約束の時間ぴったりに現場に到着することができた。
約束は10時30分からで、本当に10:30ぴったりに事務所のドアをノックしたのである。事前に場所をきちんと確認していなかったから最寄駅に着いてから住所を地図で検索して探り探り歩いたのに、ぴったり!だったのである。
もしかしたちょっと遅れちゃったかなと思ったけど、ぴったり!だったのだ。
私はこうゆう所を少し”持っている”のだ。(大体は少し遅れることが多い)
ちょっとした用事だったのでぴったりに着いて、ほぼほぼ予定通り先方から聞かされていた通りの時間で終了となった。
今日はなんと東京でたまにある雪の降る日だった。
予報と多くの都民の期待通りあられ程度だが雪が降っていた。(私は雪国の出身なので東京の雪に関しては高い所から見ている。)
先方と軽く雪の話題を共有し事務所を後にした。
当初から予定していたが今日はこの後ランチでもして帰ろうと思っていた。
しかし、あられの降りしきる中馴れない場所でランチを探すのはちょっと気がひける。
とりあえずまっすぐ家に帰るとする。でも気分はランチである。
帰りしな多数の飲食店を横目に歩いていて、どうも今日はカレーの気分であることに気がつく。
最近になってまた始めたポケモンgoを起動させながら帰った。新しいポケモンが増えていて楽しい。もう帰るだけだから充電がぐんぐん減っても問題ないのだ。
家の最寄駅について家まで道を迂回しながら今日の気分を確かめる。
そして決意した。
あのカレー屋に行ってみよう!
家のすぐ近くにあるアラブ人数人がやっているカレー屋。
そのうちの一人がたまにチラシを配っているあのカレー屋。
ナンのあるメニューがいたってよくある感じのあのカレー屋。
客が入っっているんだがいないんだかわからない、あのカレー屋に!!
雪の降る中恐る恐るカレー屋さんの赤い格子のドアを開ける。
『イラシャイマーセー』
あのよくチラシを配っていたアラブ系男性である。
狭い店内にはすでにふた組のお客さんがいた。流行ってるじゃないか。
『ひとり』と私は言って二人がけのテーブルに通される。
いくつかランチメニューがあって迷う。レディースセットにしたいがセットデザートがなんなのか気になる。デザートの内容によっては違うメニューも検討したい。
先ほどのアラブ人男性に聞いてみることにする。
(メニューを指差し)私『デザートってなんですか?』
アラブ人男性『???エエ、アノ、カレーガフタツエラべマス、ホンジツノカレーワ〜』
ダメだ。伝わっていない。もう一度。
(メニューを指差し)私『デザートってナンですか?』
アラブ人男性『???エエ、アノ、カレーガフタツエラべマス、ホンジツノカレーワ〜』
私『(やはりインド人に”ナンですか?”は鬼門なんのか、くっ…だがしかし…)』
(メニューを指差し少しゆっくり)私『この、デザートってナンですか?』
アラブ人男性『???エエ、アノ、カレーガフタツエラべマス、ホンジツノカレーワ〜』
ダメだ。そもそも日本語がまだわからないのかもしれない。
あきらめてレディースセットをたのむ。セットドリンクは当然ラッシーである。
すると注文にないはずの野菜スープが運ばれてくる。さっきの件があったので少し不安になる。
アラブ人男性『キョウワサムイデスカラ』
なるほど。『本日はお寒い中お越しくださいましてありがとうございます。こちらは当店からのサービスでございます。よろしければお召し上がりください。』ってことなのであろう。なんて気の利く店なんだ!!
有り難く温かいスープをいただきながらあたりを観察する。
向かいの四人がけのボックスソファのテーブルにはガクトと及川光博を混ぜてちっちゃくしたようなきれいめの男の子と地味な女の子が向かい合って座っている。
この町にこんなきれいめの男の子がいたなんて。しかも女の方は地味め。なんて組み合わせなんだろう。そして仲良くオレンジラッシーらしきものを飲んでいるがどんな関係なんだろうか。新宿系アラサー独身女の私はVっぽいきれいめな男の子を見るとすぐに夜のお仕事なのでは?と勘ぐってしまう傾向がある。
しかしきれいめの男の子(うっすら色付きの丸メガネをかけている)の服装はだいぶ家着である。やはりこの辺に住んでいるのか。
夜のお仕事がどうかはだいだい服装でわかる。彼は色付き丸メガネ以外に派手なものは身につけておらずノーブランドそうなナイロンパーカー(ベーシュ)に私の知らないロゴの入ったスウェットズボン、実家っぽい靴下、クロックス風サンダルといたって普通である。
昼の早い時間からインドカレー屋で女の子とランチとは、この二人だけでも異様な光景である。(女の方は”地味”以外の観察要素がないためあまりよく見ていない。)
テーブルひとつ空けて隣のテーブルには二人組の男性客。よくワイシャツネクタイの上に着るようななんちゃって作業着を着ている。近所で仕事をしていて昼休憩なのだろうか。要はインドカレー屋さんにおじさん二人、である。
スープとサラダを食べ終わるとナンとカレーセットのプレートが運ばれて来た。
サフランライスも付いている。カレーも2種類選んだし、なんといってもナンがなんとも大きいのが嬉しい(ナンと日本語の相性はあまりよくない)。普通に30センチくらいある。しかもお代わり自由なのだ。もうだいぶ満足である。
ハフハフと熱いサフランライスとカレーを食べていると入り口のドアが開いた。
入って来たのはこれまたメガネの小さめの男の子だった。
男の子と言っても20代前半くらいなのだが30オーバーのアラサー独身女の私はきれいめの若い男性のことを男の子と呼ぶのだ。
こちらは黒縁メガネでおひとりさま。地味目な装いだが容姿はいい方で、かわいい系理系男子である。
この町にこれまたこんなきれいめな男の子が住んでいたなんて。そして一人でインドカレー屋さんにランチを食べにくるなんて。
都心のローカル駅のこの町はなかなか侮れない。
そんなことを考えているとまた来客が。
今度はなんと白人女性二人組みである。
一人は金髪に鼻ピアス、手の甲から至るとことにタトゥーが入っているが白人外国人によくあることである。もう一人は対照的にやや落ち着いた感じである。まあ、二人ともバンドは好きそうである。
外国語と日本語を巧みに使いながら話していた。
この町とこのカレー屋さんのポテンシャルの高さに感心しいているとまた来客である。
なんだ全然お客さんに困ってないじゃないか。
入って来たのはなんと痩せ型の女子3人分くらいはあるおっきい女性であった。
日本でこんな身近にこれだけのサイズの女性が存在するとは。そして一人でインドカレー屋さんにくるとは。この町とこのカレー屋さんのポテンシャルは本当に侮れない。
この3倍サイズの女性は意外にも可愛い声をしていた。
お代わり自由のナンを何枚お代わりすのか気になるところだ。だがナンはお代わり自由だがカレーはお代わり自由ではないのでそこの配分がお代わりをする上でのポイントである。でも私は知っている、このような女性が外ではあまり食べないということを。
3倍女性はスマホをテーブルに置きながらランチセットを待っていた。
そしてスマホ画面には”ポケモンGO"の文字。なんと奇遇なことか。
『私もポケモンやってますよ!』と心の中で叫び自分のポケゴーをこっそりチェックし近くのポケストップを回すことができた。起動してたことを思い出させてくれてありがとう。
それにしても、アラブ人がやっているインドカレー屋さんに
ガクトミッチー系男子と地味な女の子のカップル、
なんちゃって作業着のおじさん二人組とかわいい系理系男子
アラサー女にバンギャ白人女性二人組、可愛い声の3倍女性である。
こんな風変わりなメンツの店内であればいつ事件が起こっても良さそうなものじゃないか。こんな舞台ありそうじゃないか。
役者は揃っている。だがただひとつ、分かっていることがある。
それは、ここにいる全員が”主人公ではない”ということである。
それぞれのキャラは素晴らしいしそれぞれがそれぞれの人生の主人公ではあると思うのだ。しかしひとつの物語にした時に主人公になれる感じではないのだ。
脇役がいくら揃っても主人公がいなければ事件は起こらないのである。
ここでコナンが来れば…!!
そうなれば確実に殺人事件が起こる。そして我々はまだ見ぬ黒い人影に騒然とし、おのおのアリバイを述べることであろう。
コナン!!…もしくは大泉洋でもいいかもしれない。
おのおのの人生の主人公であり、モブ人生でもある我々は主人公の登場を待っているのである。
そんなことを考えながら家路についた。
お会計の際にアラブ人男性に『ポイントカードイリマスカ?』と聞かれたので
『要る』と言ってポイントカードをもらった。
次回は妹でも連れてくるか。